山鹿若葉保育園は、山鹿市の東部に位置し園の周りは住宅街で、車の通りも少なく、静かな環境の中にあります。そんな中で、子どもたちは広い園庭で元気に走りまわっています。園の前には広い畑があり、菜園活動や芋ほりなど自然に親しむことが出来ます。
また、異年齢保育を中心に活動を進めており、異年齢児同士のふれあいのなかで、やさしさ、思いやりの心を培い、家庭的な雰囲気を大切にしながら、横割り保育も取り入れ柔軟な保育を心がけています。
縦割り保育について
昭和50年代後半、山鹿市でも「少子化」「核家族化」が問題となり、異年齢との関わりが少なくなってきていた事に視点を置き、保育園で「同年齢」「異年齢」の 関わりを経験することで、「思いやりの心を持ち、お互いに刺激し合いながら成長していって欲しい。」という思いから、昭和60年4月より縦割り保育を実施しています。
縦割り保育の目標と保育計画
縦割り保育の目標「安心して自分を出せる雰囲気と人間関係を構築し、その中で自信や自己肯定感を育てていく」という思いは35年前から変わっていません。
3・4・5歳児は日頃、縦割りのクラス (2クラス)で保育を行っています。
共通理解の下で保育を行っていけるように、縦割り保育のクラスの担当者同土でどういった保育をしたいのかをじっくりと話し含い、それををもとに、日々の保育を行っています。
私たちが縦割り保育の中で大切にしている事
〇ありのままの子どもの姿を認める
〇子どもの個人差に応じて関わる
〇一定の課題達成にとらわれない
縦割り以外の年齢構成で保育をする場合も、大切にしています。
しなやかで健康な身体づくり
大人になって、腰や背中・肩を痛めてしまう人が増えています。
小さい時から股関節や背骨を柔らかく使えるように、ほふく前進や柔軟体操を毎朝行なっています。
また、月に1回、ストレッチの先生から年齢別で指導を受けています。楽しい曲に合わせた体操や年齢に応じた運動遊びも取り入れています。柔軟な身体はケガの予防にもつながります。
「自分の事を自分でしようとする意欲」
「自分の事を自分でしようとする意欲」を大切にしながら、日々の生活を送っています。
様々な経験を適して子どもたちが自信を持ち、「自分の事が自分で出来るようになる事」も日々の生活で目標としている事です。
異文化交流
月に1回、オーストラリア出身のサイモン先生と一緒に英会話教室を行なっています。(全クラス)楽しい歌や遊びを通して自分達と違う文化があることを知り、英語に興昧を持つことを目的にしています。
食育活動
「なんでも食べる元気な子どもを育てる」を目標に、友だちと緒においしく楽しく食べる経験や、菜園活動や収穫した野菜を使ったクッキング活動など、様々な場面で食に関わる体験を取り入れています。
また、食事のマナーを知り、身に付けられるような活動も取り入れています。
地域交流・世代間交流
地域の行事に参加したり、老人施設慰問を行ったりしています。
また、年長児はバスを利用し「自分たちの住む山鹿を探検する」活動も行っています。